皆さんこんにちは! 一昨日、一級建築士設計製図の合格発表がありましたよね。私、建築出身ではないので偉そうなことは言えませんが、、いろいろと聞いた話を私なりに租借したいと思います。たぶん、今年の試験モヤモヤの方が多いと思います。例年そうなのかもしれませんが、、
ランクⅢが多かった、、

2日前の投稿でも書きましたが、とにかくランクⅢが多かったですよね。
この試験、採点に時間がかかります。しかも学科試験と違い、不合格の明確な理由がブラックボックス化されています。だから、うがった見方をしてしまいます。なんといいますか、、試験元が採点を楽にするために、多くの受験生が間違っているところを見つけて、ランクⅢにしているように思えてしまう。。ランクⅣの判定はランクⅡやⅢより難しくないと思っています。重大な不適合や未完成ですから発見も簡単。でも今年の課題はほぼ全員が描きあがり、かつ時間に多少余裕が試験でしたから、差がつきにくい。差がつきにくいと採点が難しい。だからなんとかランクⅢをつくるための材料を、、そんなことを考えてしまうのは私だけでしょうか。。
隣地斜線

プレスリリースでもランクⅢ、Ⅳについては少々説明していますね。おそらく受験された方は試験元の「合格基準」について、読まれていると思います。

例えばです。試験元の解答例にもあります「隣地斜線」について。「計画建築物が高さ20m以下となるため隣地高さ制限を受けない」と記載しています。しかし、、今回は3階建てですから20mを超えるわけがない。つまり、わざわざそんな文言を示すまでもない!って考えますよね。これが5階建てとか6階建てならわかるのですが、、ただし試験元は要求図書の東西断面図について、③高さ制限への適合が確認できる情報(道路、隣地斜線、最小後退距離、計算式等)を記入する。とあります。わざわざ書く必要もない高さだけど、書かなくてはいけないのでしょうか。これってどうなのでしょうか。もしかしたら、これを記入せず不合格だった方、ここがどの程度の減点になるのか、というかそもそもこれ減点??という認識かもしれません。。
計画の要点で差がついた?

また、計画の要点の出来栄えが不合格の原因と考えている方も一定数いらっしゃると思います。特に計画の要点左側、「施設計画について配慮したこと①~⑤」「省エネルギー」について戸惑った方が、多かったと思います。唯一難しかったのが計画の要点、左側が難しかったと言っていた方もいたようです。
①周辺環境への配慮 ②乳幼児連れ来庁者への配慮 ③来庁者と職員、議員等とのセキュリティを踏まえた動線計画 ④町長室、副町長室の配置と諸室の関係性 ⑤議会部門の配置と諸室の関連性、と全5問出題されました。ここはある種「文系要素の強い質問」ですから理系が集う受験者には難しいかもしれません。計画の要点の計画はいつも難しいですけどね。でもこここそ自分の言葉か否かがわかるのかもしれません。その結果、図面と要点記述の整合性がとれず、、という状況だったと思われます。しかも今年の課題は高水準図面でしたから、図面で差がつきにくい、そうなると計画の要点で差がつきやすかった、というかそこでしか差がつかないといった方が良かったかもしれません。
3階平面図


また、要因のひとつに、「要求室・施設等の特記事項の不適合」もありました。もしかしたら、「議長室、委員会室、議員控室、議会事務局等は、適切に設ける」とあります。3階平面図の図面計画でちょっと難があった方がランクⅢになってしまった可能性もあるかもしれないです。
今回の試験元の解答例ですが、たぶん本当に常識的な図面だったと聞きました。ちょっとでも試験元の意図とずれるとランクⅢになってしまうという本当に大変な試験なんだと実感しました。
来年は?

さて、来年はどのようになるのでしょうか。今年の庁舎のように、ほぼノーミスを狙わないと合格できない図面になるのか。昨年の大学のように、階数未指定の高難度試験になるのか。もうこうなったらわからないですよね。高難度を想定して取り組まないといけないですね。少しのミスも許されないなら、たくさんミスをして経験を積むしかないのでしょうか。。
いずれにしても大変な試験であることには変わらないですね。設計製図試験に臨まれる方、本当に頭が下がります。学科試験を突破し設計製図対策までやっているのですから、、
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