皆さんこんにちは! いつもは文具を紹介する投稿ですが、時々建築士試験情報をお伝えするブログでもありますので今回は、本日行われました一級建築士設計製図試験についてひとつ投稿したいと思います! まずは本日受験された皆さん、本当にお疲れさまでした!学科試験と比べて、どのような内容になるか不透明なためほとんどの方が試験前不安になりますよね。。私には無理だと思います、、ですからそのステージに挑む皆さんを本当に尊敬します。しかも学科試験を突破されていますから!
トラップは無し、オーソドックスな内容?

昨年の大学、一昨年の図書館、ともに高難度試験でした。昨年の「大学」はトラップがあったとかそういうことではなく、とにかく難しい課題(免震構造とかありましたが)。一昨年の図書館は北側斜線というトラップがありました。今年は、、、無かった模様です。実は今年は知り合いが受験していたので、試験後大変おつかれのところ、少しだけ話を聞くことができました。
設計条件①

設計条件ですが、「ある地方の町にある、、、地方公共団体の庁舎」とありました。いわゆる「町役場」的な建物です。今年7月の課題発表では、ざっくり言うと「庁舎」しかヒントがなかったので、市役所なのか町役場なのか、で全然違いますよね。ただ!一級建築士設計製図の課題は例年3,000㎡くらいですから、そう考えると「町役場」の可能性が高かったと思われます。
計画については
誰もが使いやすい施設計画とか、省エネルギーへの配慮とか、大地震時の機能維持などありましたが、このあたりはおそらく多くの受験生は想定内だったと思われます。強いて言えば、土日祝日のセキュリティくらい?でしょうか。でもそんなに大きな問題にはならなさそうです。
設計条件②

もしかしたら、ですが今年は階高指定がありました!最近は階高指定がない課題でしたから、もしかしたら受験生は「逆に」驚いたかもしれません。しかし、「一級は3,000㎡」ならば、=町役場=3階建てがスタンダード。ですから試験元は階高不指定にする必要がなかったのかもしれません。それか!今後の試験で、階高不指定か指定か曖昧にしたかったりして、、ですから階高不指定を想定していたが、3階建てで安心した方が多かったと推測します。
要求室

議会部門、執行部門、その他(地域交流)、設備、4部門きっちり分けてくれていたようです。こちらもトラップ的なもの、サプライズ要素はなかったようですが、書庫や町長室、副町長室などが適宜だったくらい?でも問題なく進めたと思われます。あとは、土日利用可能なカフェ、大会議室が災害時の災害対策本部、ですがこれも多くの方にとっては想定内だったような、、
敷地

北側道路、東側道路。特にサプライズではなさそうです。敷地についも昨年を踏襲しているように思えます。
計画の要点

こちらもサプライズ要素はないとのこと。多くの方が無難に書けたのでしょうか。計画の要点で、個人的にいつも思うのが、「計画」についての「配慮」です。今年の場合、「周辺環境への配慮」「同線計画」などがありましたが、計画についての要点は、構造計画や設備計画と違い「文系」要素が強いので意外と差が付きやすいと思っています。たとえば計画面で「お客様がより多く入場するために検討したこと」という要点の問題があったとしましょう。これって意外と難しいですよね。営業面の配慮ですから。
また、要点右側の「採用した構造計画」ですが、3つから選択していいよ、という方式だったので問題はなかったのですが、免震構造を採用すると、この大きなスペースに割としっかり描けたと思われます。ただ免震構造以外がダメかといえばそんなこともなさそうです。ただ、免震は昨年からの流れですよね、、
結論

多くの受験生から話を聞いたわけではないのですが、ざっくりいうと
今年の課題内容は「比較的易しい」
サプライズ要素は「ほぼ無し」
3階建ては想定内
課題文が普通すぎて逆に怪しんだ
時々戸惑う場面はあったが大きな問題ではない
などでしょうか。皆さんはいかがでしたか??
とりあえず本日は速報でした! また情報あれば投稿いたします!
皆さん、、本日は本当にお疲れさまでした!!!明日の祝日、どうかゆっくりしてください<(_ _)>

