1964年以来、同じデザイン?超ロングセラーのラッションペン№300

01書くもの

皆さんこんにちは! 皆さんにとって、懐かしい玩具、あこがれのキャラクターはなんでしたか? 文具の世界も日進月歩、進化し続けていますが、変わってほしくない部分もありますよね。文具類で10年以上もお店に並び続けることは本当にすごいことだと思います。発売から(おそらく)ずっと変わらないデザインで今もお店に並んでいるアイテム、懐かしいからぐるっと一周してもはや新しく感じたりして? 使ったことはないけれど、文具店で見たことはある?のでは?

ラッションペン №300

こちらです~。ペンコーナーの中心に並ぶことはないと思いますが、どうか新作ペンたちを後方から温かく見守ってくれそうなレジェンドペンですね。ラッションペン№300寺西化学工業さんからです! 発売はなんと1964年8月!なんと61年、そして62年目に突入ですよ!すごっ!!

ネーミングの由来は?

ラッション?どうやら造語のようですね。Rush on(ラッシュオン)という急ぐとか殺到するという意味のようです。注文が殺到するように、とか押し寄せる=インクが良く出る、という意味を込めてラッシュオン→ラッション(ちょっと発音良く)ですね。№300というのは、商品コード的な意味なのでしょうか。№300の前に発売されていた油性マジックインキ(こちらも超ロング!)にも№がついていたので、その流れかと。寺西化学工業さんのラッションペン№300紹介サイトもぜひお読みください!
ラッションペン№300紹介サイトはコチラからどうぞ!

寺西化学工業さん

寺西化学工業さん、創業来年で110年! 元々は国産のインク製造メーカーが出発点、大阪の会社さまです。会社HPには、「寺西ヒストリー」として100年の歩み(沿革)が紹介されています。せっかくなのでこちらも紹介したいと思います。
寺西ヒストリーはこちらからどうぞ!

書いてみよう

ペン先を紹介します! 結構細く描けそうな予感がしますね。

キャップです。ちょっと力を入れてはずすところが、ベテラン文具らしいですね。このタイプのキャップ、取るときつい慎重になりがちなんです。

ちょっとファンシーなメモ用紙にラッションペン№300で一言添えたいと思います。

撮影時、めっちゃ雨だったのでいつも自然光で撮るため、ちょっと暗いかもですがご容赦ください~。黒とピンクで書きました。ハートにふちどり・矢・HEART!しているのがラッションのピンク、他の文字たちは黒です。書き心地ですが、良きですよ。書いている瞬間は、なつかしさが消えます。今発売されているペンたちと変わりません。中身は技術改良されているのかしら、と思います。

若い方が、ラッションペン№300を使っているシーンを世のおじさまたちが見たら、「おー!なつかしー!」なんて声をかけてくださり、話が盛り上がるかもしれません! 超ロングセラーのアイテムですが、今でも書き味バツグンのペン!独特の「ラッション」のロゴとともに楽しみながら使ってみませんか? 全20色、お値段も1本税込み104円!(ちなみに発売当時は30円でした~)