12/5本日は二級建築士合格発表日です!!

13二級建築士設計製図試験

皆さんこんにちは! 本日は二級建築士設計製図試験合格発表日です!
合格された皆さま、本当におめでとうございます!
実は私の後輩も今年受験したのですが、、無事合格していました。
残念だった方、悔しいでしょうが自己分析をされまたチャレンジしてください。
(言うのは簡単ですよね、、ごめんなさい。。)

試験元公表のデータ! 合格率は?

試験元(建築技術教育普及センター)から発表されています。
■実受験者数:9,947名(うち設計製図から3,910名)
■合格者数:4.680名
■合格率:47.0%

参考までに、昨年は合格者数4,985名、合格率は49.9%でしたので、合格率は2.9%下がりました。

■ランク構成(ランクⅠ合格 ランクⅡ以下不合格)
 ランクⅠ 47.0% R5年 49.9%
 ランクⅡ  4.7% R5年  5.7%(知識及び技能が不足しているもの)
 ランクⅢ 37.1% R5年 37.9%(知識及び技能が著しく不足しているもの)
 ランクⅣ 11.1% R5年  6.5%(設計条件・要求図書に対する重大な不適合に該当するもの)

合否だけでなく不合格の中でも3段階の評価があるのですね。ランクⅢⅣは重大な不備があるのか、、
ちなみに令和元年以降、ランクⅢ不合格者が30%を超えているので来年以降もその傾向が続くと思われます。

試験元ホームページも共有しますね!
建築技術教育普及センターHP(二級建築士トップページ)はコチラからどうぞ!

残念だった方、、来年は木造です、リベンジしましょう!

でもこの設計製図試験、不合格原因があやふやですよね。人によっては、なぜそうなったのかわからない方もいらっしゃるでしょう。
なんとなくですが、敗因は
①エスキスの失敗
喫茶スペース導線や配置などの違反など、、
②シンプルな図面ではない
室のバランスが良くない、適切な広さになっていないなど、、
これ、結構あります。法的に問題ないのですが、ずいぶん窮屈になっている。シンプルイズザベストです。
③未完成、密度不足
未完成の方はほぼいないと思いますが、密度が薄い、、などなど、、
最近の試験はほとんどの方が描き上がる試験ですから、完成が当たり前なので、密度が薄いと落ちやすいです。また美しい図面であることも今は大切なようです。

蓄電池が入る非常用電源室、適切でしたか。。
交流スペース(談話コーナー)、適切でしたか。。
断面図と部分詳細図、整合性はとれていましたか。。
南側公園と一体活用できていましたか。。

ご存じの方も多いでしょうが、今年の課題は鉄筋コンクリート造でしたね。
試験元が発表しているわけではありませんが、設計製図試験は木造→木造→RCの順序です。
ですから、来年は木造の可能性が極めて高いです。いや、木造でしょう。

気が早いけど、来年の設計製図課題は?

参考までに、、直帰4年間の木造課題のタイトルは
R5年 木造 専用住宅
R4年 木造 保育所
R2年 木造 シェアハウスを併設した高齢者夫婦の住まい(木造2階建て)
R1年 木造 夫婦で営む建築設計事務所を併設した住宅(木造2階建て)

R4年から課題のヒントが少なくなりました、、
来年の木造課題は? 専用住宅ではなさそうですね。
併用住宅、2世帯住宅になりそうな予感、、非住宅は保育所が出題されたから、ないかな、、

以上、簡単ですが二級建築士設計製図試験について少し考えてみました。

最後に! 女性受験者がまたまた躍進しました!
なんと合格者の41.7%が女性です。10年前の平成26年は女性合格者占有は32.7%でした。
初めての40%突破です!