鉛筆硬度について、、10Bと12B、違いは判るのでしょうか、、トライしましょう!

01書くもの

皆さんこんにちは! 最近鉛筆に関する投稿が多くてごめんなさい。鉛筆について最近いろいろ勉強していまして、つい投稿数が、、もうしばらくしたら鉛筆に関する投稿は激減すると思いますのでご安心を(笑)

ステッドラー社さんの12B鉛筆を使います

先日は「埼玉県」「10B鉛筆」に関する投稿をしましたが、実は「ステッドラー社」さんから12Bの鉛筆が販売されているのは御存じでしょうか。おそらく12Bは、販売されている鉛筆で一番軟らかいものだと思います。 早速書いてみたいと思うのですが、、ここまでくると、10Bでも12Bでも、濃さなんてそんなに変わらないんちゃう、という疑問が沸いてきます。たしかに!
ならば、書き比べをすればいいじゃん!ということで実践したいと思います!

マルス ルモグラフ made in Germany!!

製図やらないので、あまり詳しくないのですが、、ステッドラー社さんの鉛筆。Mars Lumograph(マルス ルモグラフ)を使います!

見にくかったらごめんなさい。削る前です。芯径が太い! 10Bも太かったですが12Bはそれ以上!

削りました こんなかんじです

ここまで太いと気持ちいいですね! 上が10B(三菱鉛筆さん)、下が12B(ステッドラー社さん)
もはや10Bと12Bくらいになってくるとほぼ変わらないと思ったのですが、12Bのほうがしっかり太いのがよくわかるかと思います。

書いてみましょう

さあ、書いてみましょう。10Bと12Bを使用したいと思います。

まず10Bで、先日埼玉県と書いたので次は東京都と書きました。さすが10Bですね、「はらい」がちゃんと表現できています。

続いては12Bで書いてみます。

書いてみました。同じように東京都と書きました。上が10B、下が12Bですがこの文字だけを見るとほぼ変化がないように見えますね。元々10とか12までくると使用目的は普段の文字書きではないですから、、

違うタッチで描いてみました

次は、力を入れずに四角形の中に、さーっと塗るようにしてみました。
左が10B、右が12B。こうすると、12Bのほうが濃いのが目視できました。

次は、少し力を入れて描いてみました。上が10B、下が12Bです。下の12Bのほうが少し濃いのが目視できました。

最後に! 12Bの鉛筆書き心地です

太い!

ステッドラー社さんのMars Lumograph(マルス ルモグラフ)を使いましたが、書き心地は、重いですね、ずっしりきます。もしかしたら芯の材料が違うのかなと思ったのですが、こちらは普段私たちが使っている「グラファイト鉛筆」(黒鉛と粘土を混ぜ合わせて成形する)とよばれるもの同じようです。
ステッドラー社さんでは「カーボン鉛筆」も販売しています(マルスルモグラフブラック)。どのような書き心地になるのでしょうか?
ステッドラー社さんの「カーボン鉛筆」は、普段の鉛筆(グラファイト鉛筆)とは芯の材料が違うようです。マルスルモグラフは製図に効果を発揮できるようです! ステッドラーさんのホームページを拝見していたら、あらためて、文房具の奥深さを知りました。
なので、今度はステッドラーさんの鉛筆でも「より濃く描く」「水彩っぽい」などいろいろな特長を持った鉛筆があるので、いつか書き心地などを紹介したいと思います。