鉛筆の芯について カーボン鉛筆とグラファイト鉛筆の違い

01書くもの

皆さんこんにちは! たくさん文字書いていますか? 大人になるとなかなか文字を書く機会、少なくなりますよね。私もそうなので、なるべく文字に触れるため、毎日日記を付けたり、その日の仕事の成果などをノートに書くようにしています。 ただ、あまり鉛筆は最近使わない、、でもせっかくなので鉛筆について少し触れたいと思います。

いわゆる一般的な鉛筆を「グラファイト鉛筆」といいます

これだけ芯径が違っていてもどちらもグラファイト

鉛筆については、三菱鉛筆さんのホームページにすごく丁寧に説明してくれています!(小学生向けなのかな、社会科見学の気持ちになります、そういえば私も小学生の時に製紙工場とか新聞社見学したなあ) ちなみにHBの時は粘土30%、黒鉛70%だそうです。粘土の割合が高くなると硬度が上がりHとか2Hとかになっていくのですね。

こちら、なかなか面白いです。三菱鉛筆さんのWEB博物館から、「えんぴつができるまで」です!

えんぴつができるまで|特集|三菱鉛筆株式会社
えんぴつができるまでの工程をご紹介しています。

とにかく、書いてみよう!

く、くろい! 漆黒や

書き心地などを比べるなら、やはり同じメーカー、同じ硬度がよいですよね! ということで今回は、Conté à Paris(コンテ・ア・パリ)さんの鉛筆を使ってみたいと思います。(この2本はまた別の機会に紹介いたしますね!)画面上がグラファイト、下がカーボンです。すでにわかりますよね、下のほうが黒い。こうしてみると、グラファイトが黒に見えなくなってきますね(笑)。書きながら、そういえば礼服もより黒くなると金額が高くなること、ふと思い出しました。

まずはグラファイト(graphite)からです。日本ブランドのトンボさんや三菱鉛筆さんと比べて少し紙に吸い付くように書ける印象です。うん、書きやすい、さすが老舗中の老舗ですね。

つづいて、カーボン(carobone)鉛筆。感想、「重っ!(おもっ)!」。

元々カーボン鉛筆は、文字書き用ではありませんので、文字で比較するのもどうかなと思いますが、濃さを伝えたく書きました。ちなみに両方とも、硬度は「B」です。

グーグル検索したら、AIがこのように表現してくれました。
カーボン鉛筆は濃く深い黒で描け、木炭のような光沢感のないマットな仕上がりになるのが特徴。 紙への定着性が良く同系統の製品に比べて芯粉が出にくいので、紙面を汚しにくいのも◎。 黒が強調されると画面内のコントラスト比を高くすることができ、白い部分をより引き出すこともできる。
とのことです。漆黒っぽくしたり、ツヤのない感じ(マットというのかな)を演出するときに重宝するようですね!私のような素人には使い分け難しいか、、

違いがわかるでしょうか、、

簡単ですが、下手ですがぱぱっと書いてみました。

下手ですいません。。上がカーボン鉛筆、下がグラファイト鉛筆です。
カーボンの方がずっしりした感じになっています。グラファイトと比べても黒さが目立ちます。
逆にグラファイトの方が、光沢があって明るい感じに仕上がっていますね。

材料の違い

先ほども書きましたが、グラファイト鉛筆は、粘土+黒鉛で生成されるのに対して、カーボン鉛筆は、グラファイト+木炭粉で生成されます。木炭粉がより黒くしてくれるのですね。書く、描くのに力強さが必要になるため、スケッチやデッサンに向いているのですね。

■カーボン鉛筆
色味 濃い黒
ツヤ なし
書き心地 重い、ひっかかりがある

■グラファイト鉛筆
色味 黒だが灰色っぽい
ツヤ あり(光沢感あり)
書き心地 普段通り、さらさら、軽い

こんなかんじでしょうか。

スケッチやデッサン向きです

カーボン鉛筆は、紙への定着性が良く、芯粉が出にくいという特長を持っている反面、消しゴムで消えません(笑)結構力強く消しましたがカーボンで書いたところ、完全に消えません。ノートなどに書き留めたりすることに向かないのがこれでよくわかると思います。

3分だけ使ってさらっと描いてみました。顔をグラファイトで、背景の黒をカーボンで描きました。絵画する方は多くの鉛筆を使い分けて描くのですね、すごいな。
以上、カーボンとグラファイトの違いについての投稿でした! 私自身にとっても、今日も勉強になりました!