本日一級建築士設計製図試験合格発表! 過去最低の合格率でした、、

11一級建築士設計製図試験

皆さんこんにちは! 本日は一級建築士設計製図試験合格発表日です。。
驚きの結果になりました。。

運命の日、、クリスマスにしなくても、、

合格された皆さま、本当におめでとうございます!
10年以上建築士試験の結果を見守ってきた身からすると、衝撃的な数字でした。。
まずは、試験元が結果等を公表していますので案内したいと思います。
建築技術教育普及センターのHPはコチラからどうぞ!

合格率は驚きです。。なんで、、

アイキャッチ画像と同じものです。

■実受験者数:11,306名(令和5年10,238名)

■合格者数:3,010名(令和5年3,401名)
私が知る限り、過去最低の合格者数だと思います。直近だと平成29年の合格者が3,365名、大幅に更新してしまいました。毎年多くの一級建築士が定年退職する中、人員が足りていないのに、、

■合格率:26.6%(令和5年33.2%)
こちらも、私が知る限り過去最低の合格率です。設計製図の合格率20%代は初めてなのでは?衝撃的です。。
平成17年の30.3%を更新、おそらく初めての20%代と思われます。この年くらいですよね、姉歯建築士事件があったのは、、耐震偽装事件。。記憶に新しい方もいらっしゃると思います。
これね、、もうちょっと上げてくれないかな。。設計製図はほとんどの方が予備校使いますでしょ。。それにもかかわらずこの数字。
今年の課題(大学)は難しい内容だったとはいえ、厳しいですよね。。

ランクⅣ、そんなに多いの、、

試験元のリリースから。

■ランクについて
 ランクⅠ…26.6%(合格)
 ランクⅡ… 1.5%(令和5年  2.1%)
 ランクⅢ…23.9%(令和5年 22.1%)
 ランクⅣ…48.0%(令和5年 42.6%)
ランクⅣ増加。おそらくランクⅣも過去最高値です。
また、ランクⅢⅣ合計71.9%ということで大きなミス、不適合が多数いたということです。本当?って思ってしまいます。。
学科試験の合格率が高すぎた(23.3%)のが影響したのでしょうか。
だとしたら昨年学科合格された方は辛いです、だって昨年学科合格率16.2%だったのですから。。

他のトピックス

他、このような内容でした。

■20代合格者割合増加
 令和5年61.2%から今年は67.7%でしたが、27~29歳や30~34歳ゾーンの方々が増えていますので
 実務者が少し有利に働いたと思われます。

■女性躍進
 はじめて合格者占有30%を超えました(30.7%)。
 ちなみに平成26年(10年前)の割合は20.8%でした。

■学生割合減少
 昨年合格者の5.0%を占めた学生ですが、今年は3.3%と減少。実務未経験者には難しい試験だったことが想定されます。

■合格者平均年齢29.0歳
 従来制度で受験可能だった方の平均年齢は31.1歳です。

試験分析ですが、予備校の二大巨頭が見解を伝えてくれていますので共有いたします。明日以降、私もいろいろ聞きながら、追伸投稿したいと思います。
それぞれ違う角度からアプローチされていますよ。
日建学院さん見解はコチラです。
総合資格学院さん見解はコチラです。

最後に


残念だった方、本当に悔しいと思いますが、来年も設計製図を受験できる方は残されたチャンスを活かしてください。
学科試験に戻ってしまう方、、精神的に辛いと思いますが来年学科復活合格できれば、設計製図は一回目カウントです。
きっと有利になりますから、それを信じてなんとか踏ん張りましょう。
明日以降、試験のポイントなど少しだけ投稿したいと思います。

追加記事を投稿しました! よければこちらもどうぞ!

編集しました! 2025年10月12日の1級建築士設計製図試験の投稿です!