実際に書いて、鉛筆の硬度をたしかめたいと思います! トンボさんMONO-Rを使います!

01書くもの

皆さんこんにちは! 今回鉛筆の硬度についていろいろ考えてみました。3日連続の最終回です。
前々回紹介しました、トンボさんのMONO-Rを使います!こちらの鉛筆、リーズナブルなので安心して使える優れものです!
前々回紹介した通り、4H・3H・2H・H・HB・B・2B・3B・4B、9本を使います!

9本すべて削りました

私は自動鉛筆削り器を持っていないため携帯用で削りました。9本連続で削るなんてほぼ経験ないです。一応順番になっています。一番上が4B、その次が3B、、、一番下が4Hです。すべての鉛筆、同じように削りましたが、3Bと4Bはあきらかに芯が太いのがよくわかると思います。
何気ない画像ですが、9本並んだものを写真におさめると、それなりに美しくみえるものなのですね。

こちらは削る前。

こちらは削った後。
今回使用しますMONO-R、トンボさんの商品紹介ページはこちらから!
https://www.tombow.com/products/mono_r/

同じチカラで書きました

いかがでしょうか? 9本書きました、画像の通りです。上から下へ、だんだんと濃くなります。硬度が下がります。徐々に色が濃くなっていくのがよくわかると思います。
まず4Hですが、書いた瞬間、「ガリガリ」とした感触が手に伝わります。硬い!のが書いていてよくわかります。普段使いは難しそうです、特殊なことに使うのかな。それか、うすーく書きたい人は使うのかな。3Hも同様にガリガリという感触がありました。2Hになると、ガリガリという感触はなくなります。Hは3から2になると、ずいぶん変わる印象です。
Bと2Bは、「あ、濃いな」という印象を持ちましたが、3Bからは「濃い!」「柔らかい!」「ふとっ!(太っ)」と感じました。Bも2から3へ上がるとずいぶん変わる印象です。

たしかに柔らかい鉛筆は毛筆に向いている

いろいろ文字を書いてみましょう。「合格!おめでとう!」 上が4H、中がHB、下が4B。
下に書いた「菱」の字は4Bです。私の字が上手下手は置いておいて、たしかに毛筆のような書き方ができますね。筆圧の関係で濃い鉛筆を小学生は使いますが、漢字の書き方ではやはり柔らかい鉛筆が適していますね。

いろいろ試し書きしました! 4Hは丁寧に書こうとしてもなかなかうまく書けませんでした。

次は消してみましょう

次は、消しゴムで文字たちを消してみたいと思います!
もうお分かりかと思いますが、上が4H、一番下が4Bです。

せっかくMONO-Rを使っているので消しゴムもMONO消しゴムです(今回は紹介しませんが、)。
まず、一回だけなぞりました。一番上の4Hとその次の3Hはほぼ変化なし、です。次は力を入れずに普段通りの消しゴムで消してみましょう。

わかりにくいかもしれませんが、HB以上はちゃんと消えている印象です。次は少し力を入れて消してみます。

ほぼほぼ消えましたが、4Hと3Hはまだ消し残りが目立ちます。

さらに力を入れて消しました。これでようやく3Hは消えますが、4Hは若干残っています。
今回は大人の私が消しゴムを使いましたが、小学生が消しゴムを使うとなると、やはり小学校低学年の方はB以上が望ましいと思われます。

最後に

上が4B、中がHB、下が4H

今回、多くの鉛筆を実際に使ってみて、いろいろと勉強になりました。私も鉛筆について調べる中で、JIS規格外の「10B」やステッドラーから「12B」などが販売されているようですね。今度はこのような「めっちゃ濃い」ものや9Hなどの高硬度についても触れたいと思います!
最後の最後に! 4Hを使った後にHBを使うと、普段使っているのに、「濃い!」と感じてしまいます(笑)