二級建築士設計製図試験が行われました! ゲストハウス!

13二級建築士設計製図試験

皆さんこんにちは! 一昨日(9/15)二級建築士設計製図試験が行われました!
受験された皆さん、本当にお疲れ様でした!
設計製図といういわゆる実技試験は、学科と違いもやもやが残る方たくさんいらっしゃると思います。
正解がない試験ですから、、私もいろいろな方からお話を聞きましたので、少しだけ投稿したいと思います。

サプライズ要素はなし!

今年も昨年に続き、ノンサプライズ!! 私の周りにも今年受験された方、何名かいらしたので少しだけお話を聞きましたが、全員描きあがっています。そもそも描きあがらないと失格ですから、、ただ、最近の傾向ですが、サプライズ要素がないためほぼ全員描きあがります。描きあがった中での評価になりますので、オーソドックスでシンプルで美しい(試験元の要求図書通り)図面が合格しているようです。ただし!それは決して難易度が低いということではありません。課題を通じて試されていることはたくさんあります。

Check1 交流

設計条件
喫茶スペースは、、、交流スペースとしても使用
宿泊者同士が積極的に交流、、
屋外広場は、喫茶スペースと直接行き来、、
とありますので、談話室は人が集まりやすい場所になっているか、喫茶スペースと広場が直接行き来できるようになっているか。皆さんクリアされていますか?

Check2 防災

設計条件
屋外広場を道路に隣接して設け、南側の公園と一体的に活用できるようにする。
この要求通りになっているでしょうか。。

Check3 法令

延焼ライン
防災上有効な公園とあるように、「延焼ライン・防災上有効な公園の理解」をされているかが試されました。必要な延焼ライン、不要な延焼ライン、理解されていますでしょうか。。

Check4 外構

有効幅員1.5mとあります。
2つの有効幅員がとれているか、ですね。避難経路の有効1.5m以上の確保、道路側ではないバルコニー側の前面1.5m以上の確保、皆さんできましたでしょうか。

Check5 美しさ

全体として濃い密度で描かれているか、整合性があるか、などでしょうか。先ほども書きましたが、ほぼ全員描きあがります。
より丁寧に描かれていることはとても大事であると考えられます。

最後に!!

以上の条件が確保されていれば、良い勝負になるのでしょうか。
そうはいっても、約50%の受験生が合格します。
令和5年49.9%、令和4年52.5%、令和3年48.6%ですから、多少のミスはあっても、上記のような致命的なものでなければ合格です!

受験された皆さん本当にお疲れさまでした! 皆さんの合格を心よりお祈り申し上げます!