皆さんこんにちは！ 一級建築士設計製図試験が行われて2日経ちました。 受験された皆さんも今年の特徴などがわかってきたのではないでしょうか。 私も私なりに調べたり受験された皆さんに話を聞いてみたりしましたので、少しだけですがまとめました！ いつもは文房具の投稿ですが、本日は一級建築士設計製図試験に特化しています、ご容赦くださいませ！
階数指定について
基準階の室のボリュームから、適切な階数を求めるのですね。昨年も階数指定なしでした。このパターンだと、エスキースに時間がかかってしまう方が増える傾向にありますね。。製図室、研究室、ラウンジ、ゴミ保管庫、これらをヒントにして階数を決めていきます。私の周囲ではほとんどの方が５階にしていました。６階以上になると断面図が平面図を干渉しますが、これは決定的な不合格になるわけではなさそうです。
車椅子使用者駐車場
私が聞いた中では、ほぼ免振の片持ちスラブにハンディキャップの一部が乗る計画にしたようです。
東側のヘリアキは６ｍにしている方が多かったのでしょうか。 そうすると、建築可能範囲がおおよそでてくるので、それを算出すると5階建て、が適当になるようです。
講堂 300席分の床面積！
講堂、大きいですね。300席分。300席+机となると、かなり大きいですよね。私の友人は420㎡と450㎡でした。大半は450㎡以上だったのでしょうか。机を考慮せず300座席だけなら300㎡（1.0㎡/席）でもよいのでしょうが、どうでしょう。印象はあまりよくないような。。
講堂の階高もほぼ4.5ｍ～5ｍの印象でした。
教室計画
講堂を１階に計画し、すべての教室を２階に計画した方が多かったようです。 その道の方に少し聞いたのですが、１、２階分散でも問題はないとのことでした。
屋上平面計画について（計画の要点）
これ、昨年（令和５年）とほぼ同じ設問でした。 ほぼ同じ、ということは昨年の設問の出来栄えが良くなかったため、今年も類似問題を出題することで、受験生が理解をしているかを試したような気がします。ということは、ここの出来栄えが悪かった方は、、そうなると、このような設問はおそらく来年は出題されない？（これは私の完全な予想です、気にせずです）
結果はどうなる？
試験元が決めることなので、合格率はどうなるかわかりません。ただ、今年の試験は「昨年を踏襲しつつ昨年の進化型」と言えるでしょう。描き上げたが時間不足、内容は建築学科棟にもかかわらず難しかったと感想を言う方が多かった印象です。
個人的な予想ですが、今年もおそらく30％代前半が合格率になると思われます。
あらためて、ですがこのような高難度試験に臨まれた受験生の皆さん、本当にお疲れさまでした。
大半の方が社会人ですから、お仕事しながらの試験、頭が下がります。m(__)m
新情報などあれば、また投稿したいと思います。
追伸！2024年12月25日に合格発表がございましたので、そちらの投稿を案内いたしますのでよければどうぞです！
