一級建築士学科試験が行われました! 気になるのは、、やっぱり合格基準点

10一級建築士学科試験

7月28日(日)、一級建築士学科試験が行われました。受験された方、本当にお疲れさまでした。1年に1度の大切な日、様々な思いで臨まれたと思います。そして、毎年話題になるのが合格基準点! 二級建築士は毎年100点満点で60点というのがほぼほぼ決まっていますが(そうでなかった年もありますが)、一級は毎年ほぼ変わります、、もしかしたらご存じでない方もいらっしゃるかもしれませんので、国が定めた合格基準点はあります。総合点90点以上、各科目の基準ラインは計画11点・環境設備11点・法規16点・構造16点・施工13点以上、です! では今年は何点なのでしょう?

計画以外の4科目は易しかった

これ、断言できます。今年は90点を超えます。多分ネットでもそのようになっていると思います(見てないですが)。今年受験された方に感想を聞いてみました(10人くらい)。まとめると、
計画…難
環境設備…易
法規…やや易
構造…易
施工…やや易

といったところでしょうか。ある方は、計画以外はめっちゃできた! 計画足切こわいわ! 基準点大幅に上がったらショック! 環境とか構造基準点上がったりして! という声を聞きました。
計画って作品に関する出題がありますよね、まったく知らない建物が登場するとめっちゃ焦るみたいですね。日本語として一番理解しやすい科目なのに、、おそるべし計画。。ベビーフェイスのなんちゃらって感じですね。

2025年試験が行われました!最新試験についてはこちらをどうぞ!

環境工学と構造の基準が上がっても問題なし

環境工学が苦手な方が意外?と点数を取れているようです。それもそのはず、過去出題から結構でています。環境や設備が苦手な方にとっては幸運だったかもしれません。では環境設備や構造の基準点が11点、16点から上方補正されて12点とか17点になるのでしょうか。答えは「NO」だと思います。
そもそも各科目基準点である11・11・16・16・13すべて足しても67点、総合点の90点には全然及びませんよね。合格基準点を超える方は、構造で16点なんてことはほぼございません。環境が足切ギリギリになることはありますが、それは高難度のとき、今年は易しい試験、今年合格見込みの方で環境設備が11点だった方、あまり多くいないと思われます。125点満点試験になってから、過去2回、最高基準点だった「97点」ですが、そのときも科目毎の基準点は上方補正されることはありませんでした。

計画の基準点、下方修正されますか

私の予想ですが、下方修正されないと思います。試験全体でいえば、今年は易しい年です。基準点が90点を超える(はず)試験です。合格基準が、例えば93点とか94点になったとして、計画だけ難しかったから10点に補正するでしょうか。(おそらくですが)試験元はイレギュラーを嫌います。そもそも例年と比べて易しい内容にもかかわらず科目基準を下げる必要はないからです。

今年の基準点は何点?

受験予備校のHPを見るとヒントが見えてきます。大手2社のHPをみたところ、日建学院さんは設計製図通学推奨得点を94点以上としています。総合資格学院さんは通学推奨点を93点以上としています。ということは、92点以下は不合格見込みといういことです。学科試験合格発表日が2024年は9月4日ですから、学科試験からすでに5週間以上が経過しています。仮に合格発表で基準が「91点」だとすれば、9月4日以降に製図の勉強をしても絶対間に合いません。そう考えると日建学院さんも総合資格さんも92点以下は「不合格になる」と予測しています。そうなると、総合資格さんが93点以上の受験生を製図推奨としていることから、最低でも93点を取得していないと今年の学科合格が難しいといえると思います。次回投稿では、もう少し掘り下げたいと思います。
もしよければ、予想基準点を投稿しましたのでこちらの投稿も参考に!

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