一級建築士 学科Ⅳ 構造 

10一級建築士学科試験

法規と同じく全30問出題されます。平成20年試験まで(旧試験)は全25問でした。おそらく得意と苦手が一番はっきりする科目かもしれません。旧試験では全25問中足切ライン13点以上であれば他科目で挽回できましたが、30問出題になってから、苦手な方は合格しにくくなっています。そのため、法規と構造を制する者が学科を制するといわれています。

計算問題は満点を取りに行く 法規構造で50点は取りたい

女子文具博で購入したマーカーで書いてみました!今度紹介します!

試験時間:構造と施工で2時間45分(165分)

出題数:30問(基本足切:15点以下不合格)

構造力学に関しては、基本的な問題または過去問が多くを占めるため、合格者は全問正解またはそれに近い得点を取ります。各種構造に関しては、必ず出題される、鉄骨構造、鉄筋コンクリート構造、木質構造、基礎構造といった構造種別のほか、免震構造、制振構造、プレストレストコンクリート造などなど多岐にわたります。力学は確実に点を取り、文章問題は基本的な出題事項をまずは抑えましょう。

■出題範囲と令和5年出題数■

◇構造力学:6問
力と釣り合い:1問
静定ばり・静定ラーメン:0問
トラス・合成ラーメン:0問
断面の性質と応力度・ひずみ度:1問
部材の変形:1問
不静定構造物:1問
座屈:0問
振動:0問
全塑性モーメント:0問
崩壊荷重:1問
構造力学融合問題・その他:1問

◇各種構造:21問
荷重・外力:2問
構造計画・耐震設計:2問
鉄骨構造:4問
鉄筋コンクリート構造:4問
鉄骨鉄筋コンクリート構造:0問
木質構造:2問
基礎構造:3問
各種構造融合問題・その他:4問
◇建築材料:3問
木材:1問
コンクリート:1問
金属:1問