一級建築士設計製図課題発表！

こんばんは！　本日は1級建築士設計製図試験、課題発表日です！　設計製図試験受験予定の皆さんはすでに確認されていると思います。今回は初めて1級建築士設計製図試験について投稿します。初見の方、建築士試験応援と勉強に役立ちそうな、また私が好きな文具を紹介するブログです。投稿を始めてまだ日が浅いですがこれからたくさん情報発信しますのでぜひ文具たちものぞいてあげてください！

2024年は「大学」！！
過去35年の課題タイトル
過去課題からヒントが得られない？
課題詳細
受験生の皆さん頑張ってください！！

2024年は「大学」！！

今年は「大学」です！
R5年は図書館（第二種中高層住宅専用地域）でしたので2年連続で公共性が高い課題となりました！
この課題を見て、多くの方が驚いたのでは？　私も驚きました（ちなみに発表前、私の予想はスポーツ施設でした。オリンピックイヤーだしプロバスケットリーグも開幕しましたし、、）
実質初出題です。しいて言えば、「大学のセミナーハウス（H25）」「地方公共団体の庁舎（H2）」などが出題されていましたが、セミナーハウスですし、公共性という部分では似ていますが、庁舎では地方公共団体というヒントがありました。

過去35年の課題タイトル

歴史好きなので、過去課題を振り返ると、、
令和５年　図書館
令和４年　事務所ビル
令和３年　集合住宅
令和２年　高齢者施設
令和元年　美術館の分館
平成30年　健康づくりのためのスポーツ施設
平成29年　小規模なリゾートホテル
平成28年　子供・子育て支援センター（保育所、児童館・子育て支援施設）
平成27年　市街地に建つデイサービス付き高齢者向け集合住宅（基礎免震構造を採用した建物である。）
平成26年　温浴施設のある「道の駅」
平成25年　大学のセミナーハウス
平成24年　地域図書館（段床形式の小ホールのある施設である。）
平成23年　介護老人保健施設（通所リハビリテーションのある地上５階建ての施設である。）
平成22年　小都市に建つ美術館
平成21年　貸事務所ビル（１階に展示用の貸スペース、基準階に一般事務用の貸スペースを計画する。）
平成20年　ビジネスホテルとフィットネスクラブからなる複合施設
平成19年　子育て支援施設のあるコミュニティセンター
平成18年　市街地に建つ診療所等のある集合住宅(地下１階、地上５階建)
平成17年　防災学習のできるコミュニティ施設
平成16年　宿泊機能のある「ものつくり」体験施設
平成15年　保育所のある複合施設
平成14年　屋内プールのあるコミュニティ施設
平成13年　集合住宅と店舗からなる複合施設(３階建)
平成12年　世代間の交流ができるコミュニティセンター
平成11年　高齢者施設を併設した集合住宅
平成10年　多目的ホールのある事務所ビル
平成９年　緑豊かな吹抜け空間のある地域図書館
平成８年　景勝地に建つ研修所
平成７年　市街地に建つコミュニティセンター
平成６年　地方都市に建つ美術館
平成５年　メゾネット住戸のある集合住宅(３階建)
平成４年　アトリウムと小ホールをもつ地域図書館
平成３年　シティホテル
平成２年　地方公共団体の庁舎
平成元年　小ホールをもつ児童センター
過去35年（令和と平成）を見ても「大学」はないです、実質初出題？！

過去課題からヒントが得られない？

おそらく学内の一つの棟を設計するものになるのでしょうが、多くの用途や条件が想定されます。
複合要素は間違いないでしょう。また、過去40年以上をみても「大学」課題は出題がないため、過去からヒントを得ることが難しいですね。
建築技術教育普及センターの発表はこちらになります。
http://www.jaeic.or.jp/shiken/1k/1k-seizu.html

課題詳細

要求図書
1階平面図・配置図（縮尺1/200）
各階平面図（縮尺1/200）※各階平面図については、試験問題中に示す設計条件等において指定する。
断面図（縮尺1/200）
面積表
計画の要点等

■建築物の計画に当たっての留意事項
敷地の周辺環境に配慮して計画する。
バリアフリー、省エネルギー、二酸化炭素排出量削減、セキュリティ等に配慮して計画する。
各要求室を適切にゾーニングし、明快な動線計画とする。
大地震等の自然災害が発生した際に、建築物の機能が維持できる構造計画とする。
建築物全体が、構造耐力上、安全であるとともに、経済性に配慮して計画する。
構造種別に応じて架構形式及びスパン割りを適切に計画するとともに、適切な断面寸法の部材を計画する。
空気調和設備、給排水衛生設備、電気設備、昇降機設備等を適切に計画する。

■注意事項
「試験問題」及び上記の「建築物の計画に当たっての留意事項」を十分に理解したうえで、
「設計製図の試験」に臨むようにしてください。
　なお、建築基準法等の関係法令や要求図書、主要な要求室等の計画等の設計与条件に対して
解答内容が不適合又は不十分な場合には、「設計条件・要求図面等に対する重大な不適合」等と判断されます。