現行試験、旧試験(平成21年以前)ともに全25問出題されます。計画、環境設備、構造が学問であるならば、法規と施工は実学と言えるかもしれません。建築現場が少ない方にとっては、イメージが湧きにくく、また用語の理解と暗記が必要であるため、若い受験生は苦労するようです。まずは、建築現場の流れを正しく理解するところからスタートです。
まずは現場の流れを理解 用語の理解と暗記の繰り返し

試験時間:構造と施工で2時間45分(165分)
出題数:25問(基本足切:12点以下不合格)
現場での実務経験がない方、初受験の方にとってイメージが湧きにくい科目です。何をどうやって理解するのかがわからないのです。まずは、工事全体の流れ、各部工事の流れ、進め方を理解することが重要です。専門用語の理解はその後大きな関門として立ちはだかります。この試験は建築士=監理者です。監理者としての役割が備わっているかが問われます。
■出題分類と令和5年出題数■
◇施工計画他:1問
◇工事管理:3問
現場管理:1問
材料管理・品質管理:1問
申請・届出:1問
◇各部工事:20問
地盤調査:0問
仮設工事:1問
土工事・山留工事:1問
基礎工事:1問
鉄筋工事:1問
型枠工事:1問
コンクリート工事:2問
鉄骨工事:2問
プレキャストコンクリート工事:1問
防水工事:1問
左官・タイル・張り石工事:1問
木工事:1問
金属・ガラス工事:1問
内装・外装工事:2問
設備工事:1問
用語:1問
各種工事:0問
改修工事:2問
◇その他:1問
契約約款:1問

