受験経験がある方はご存じと思いますが、初めて受験される方向けに各科目について簡単に紹介したいと思います。平成20年試験までは、計画(全25問)=計画各論、作品、環境工学、建築設備などが試験範囲のため、かなり広範囲の出題でしたが、平成21年試験から環境工学と建築設備が独立し、問題数も全20問に変更されました。

広い学習範囲をどう克服するかがKEY 建築作品以外を得点源に
試験時間:計画と環境設備で2時間(120分)
出題数:20問(基本足切:10点以下不合格)
環境工学と設備が独立したとはいえ出題範囲が広いです。そのため、学習に時間をかけても効果が現れにくく、得点差がつきにくいです。建築的な常識を判断させる問題が多く、国語的というか読解力を必要とする問題も出題されます。
■出題範囲と令和5年における出題数■
建築士の職責:1問
居住施設:1問
学校教育・社会教育施設:1問
医療・高齢者施設:1問
商業施設:2問
細部計画:2問
計画全般:4問
都市計画:2問
都市関連作品:1問
建築史(古典):1問
建築史(近現代):1問
建築積算:1問
建築生産(マネジメント):2問

